【仕事を辞めたい人】辞め時のサインと辞める前にやるべきこと
仕事を辞めたいと思った時のやめどきとは
仕事がつら過ぎて限界を迎えると、心や体から「辞め時のサイン」が出ることがあります。
このサインを見逃してしまう人も少なくありませんが、無理を重ねると心身を壊す可能性があるため注意が必要です。仕事の悩みを誰にも相談ができない場合の対処法としては身近な人、心を許せる人に相談するのも一つです。
この記事では、仕事を辞めたほうがいいサインと、辞め時のサインが出ているときにやるべきことを解説します。
仕事がつらい人に現れる、辞め時のサイン
まずは、仕事がつらくて限界を迎えた人に現れる「辞め時のサイン」を5つ紹介します。
今の自分に当てはまる項目がないか、考えながら読んでみてくださいね。
体調不良が続く
ぐっすり眠れない、胃が痛い、蕁麻疹が出る…など、体調不良が1ヶ月以上続いている場合は、辞め時のサインです。
ストレス過多に陥ると、心は体調不良という形で限界を知らせてきます。
このまま無理をしてつらい仕事を強行すると、取り返しのつかない病気に発展する可能性があるので早急な対処が必要です。
理由もなく涙が流れる
時や場所を選ばず、なぜか悲しい気持ちになり涙がこぼれる…なんて場合も辞め時が近づいていると考えていいでしょう。
決定打となる出来事がないにもかかわらず涙が出るのは、情緒不安定に陥っている証拠です。あなたの心の中にあるイライラや落ち込み、不安な気持ちが、涙という目に見える形になって現れているのでしょう。
あなたは平気なつもりでも、心はすでにキャパオーバーしており、SOSを求めています。
身の回りのことがどうでもよくなった
おしゃれや家事など、自分の身の回りのことに気を使わなくなるのも、仕事の辞め時サインといえるでしょう。
「仕事がつらい」という感情が大きすぎて、それ以外のことに意識を向けられなくなっています。
仕事に行くだけで精一杯、帰宅するだけで限界という状態の人は、あらゆることに無頓着になり生活が荒みやすいです。
休日でも楽しめない辞め時のサインは、せっかくの休日にも現れます。
心身ともに疲労度が限界を迎えるとリフレッシュする元気も出なくなり、ぐったりするだけで一日が終わってしまうのです。また、頑張ってどこかに出かけても結局仕事のことが頭から離れず、心から楽しめないケースも珍しくありません。
仕事のミスが増えた
以前よりも仕事でミスをすることが増えたという人も、もしかすると辞め時のサインかもしれません。
人は強いストレスを感じると、頭がぼんやりして注意力散漫になることがあります。
そもそも、つらいと感じる仕事には熱意や意欲もわかないので、業務に集中できずケアレスミスを引き起こしやすいです。
仕事の辞め時サインを感じたらやるべきこと
辞め時サインを感じたら、サインを無視せずきちんと対処することが大切です。
ここからは、仕事の辞め時サインを感じたらやるべきことを解説します。
「無理はしない」というルールを作る
最初にやってほしいのが「絶対に無理はしない」と自分に誓うことです。
仕事がつらいと言うと「自分に甘い」「逃げちゃダメだ」と説いてくる人がいますが、本当につらいときは逃げなければ自分の心身が危険にさらされます。
つらいと感じる基準は人それぞれなので、他人の評価に惑わされず自分の心に従って無理はしないようにしましょう。
辞めずに済む方法を考えてみる
今すぐ辞めたほうがいいブラック企業の場合だと話は別ですが、そうではない場合は辞めずに済む方法がないか考えてみてもいいでしょう。
辞め時のサインが出ている人でも、部署異動して心機一転するだけで楽しく働ける場合があります。
また、休職制度を利用してたっぷりリフレッシュすることで、心が落ち着くケースもありますよ!
信頼できる人に相談する
家族や友だち、恋人、上司などはあなたの現状を知っていますか?
辞め時のサインを感じたら、信頼できる人に相談してみてください。
つらい気持ちを誰かに打ち明け、第三者目線のアドバイスをもらうだけで、心が軽くなることがあります。
転職の準備を進める
上記のやるべきことと並行して、いつ退職しても困らないように転職の準備を進めておくのも大切です。
心が急に限界を迎え、転職先が決まらないまま退職してしまう可能性もゼロではないので、今までよりも多めに貯金するのはマストでしょう。
また、転職サイトの登録は意外と手間がかかるので、早い段階で済ませておいてくださいね。
深刻な辞め時のサインが出ていて今すぐ転職したい場合は、エージェントに相談してみるのもおすすめです。
仕事がつらいときは辞め時のサインが出ていないか確認しよう
仕事は楽しいことばかりではないので、時にはつらいと感じる日もあるでしょう。
ですが、つらい気持ちが何日も続く場合は、心が限界を迎え「辞め時のサイン」を出しているのかもしれません。
心のSOSを無視すると最悪の場合病気になり、しばらく働くことすらできなくなる可能性があります。
「仕事がつらいな」と思ったら、辞め時のサインが出ていないかチェックし、必要に応じて部署異動や転職など自分を救う方法を考えてくださいね。